広瀬川|大人のための川遊び講座を開催しました。
雨の予報のため一日延期して川遊びをしました。
水場での活動では無理をしないことが大切です。
ただ結果的に雨が降らなかったので、申込いただいた皆さんには申し訳なかったです。
今回は予定を合わせられた皆さんと2015年の夏を楽しみました。
1.川遊びで気をつけること
講師のカワラバン・菅原さんの座学からはじまりました。
毎年毎年、川の状況は違います。シーズン中いくつか講座を実施している菅原さんは、これまでの経験と今年の講座で目にした生の話を聞かせてくれました。
特に水辺でのヒヤリ・ハットを想定し未然に防ぐ方法を学びました。→詳しくはカワラバンHPへ
もちろんライフジャケットを着ます。“そこまでしなくても”と思いますが、川遊びには必須になります。車に乗る時のシートベルトより大事かもしれません!
今年は雨がとても少ないので、川底の石にコケが多く生えていました。
ヒヤリ・ハットで最も多い“滑る”が起こりやすい環境です。それを予防する「沢タビ」も準備していましたので装備して川遊びに臨みます。
2.いきもの観察
自らアミを使って広瀬川にたくさんいる生物を捕まえます。
水の中の石を蹴ったり踏んづけたりして石の裏に隠れたいきものを見つけ出します。
みんなで水とにらめっこでした。
今回の目玉!今年12月6日に開業予定の地下鉄東西線の真下まで川を歩いて見に行きます。
なんとも奥地に来たような自然に囲まれています。
奥地をどんどん進んでいくと、すらっとした広瀬川橋りょうの橋脚が現れました。タイミング良く東西線の試運転が走行っとはいかなかったのですが迫力がありました。
さぁここまで来たら帰りはプカプカ浮かんでいきます!
水深が高いところもあるのでライフジャケットを着ていれば安心して川に身を任せて流れていきます。
地域に住む方が顔を出してくれてとっておきの秘話を聞かせてくれたり、県外の方が立ち寄って珍しい光景だと感心を持ってくれたりと、曇天ながら賑やかな広瀬川の一日となりました。
参加した皆さんのアンケートには...
○深さ,安全
・眺めていても川の深さの違いがが分からなかった。実体感で知れて面白かった。
・川の怖さを知った上ならば、川遊びはとても面白いし自然にたくさん触れられるので、もっと子供達にも体験できる機会あれば良いなぁ。
○川の思いで
・子供の頃を思い出した。装備が必要なので道具を買ってみようと思う。
・子供の頃知らなかった川遊びを大人になってから子供のように楽しく感じられた。
・子供達の夏休みの宿題にも役立ちそうです。
○アイディア
・筏を作って釣り
・ハンモックに揺られながら読み聞かせ
・広瀬川沿いの木々から地形を読み解くランドスケープウォーク
・仙台市内都心部にある石碑から仙台市の昔の文化や人々の様子を知る街歩き
講座は午前で終わり三々五々家路につく人やピクニックしてお昼を過ごす人もいました。午後はカワラバン主催の広瀬川写真講座が開催され、講師にはプロバスケットボールチームの仙台89ERS専属カメラマン・堀田さんがいらっしゃいました。
→この様子はカワラバンHPへ
まわりを見てみると釣り人や大人数のBBQなど、季節がらかもしれませんが川を楽しむ人が多かったように感じます。東西線開業に向けた期待感なのでしょうか。
次の川に親しむ企画は10月のピクニックパレード第2弾です。
乞うご期待ください!