来場者アンケート結果概要

アンケート内容

2005年1月30日 せんだいメディアテーク

Q1:「せんだいセントラルパーク」について、ご感想やご意見、今後聞いてみたい内容や関連する話題などをご記入ください。

SCP構想に理解や賛同を示す意見(10名)
これからもっともっと議論を深めて欲しい。それだけの価値があると思う。
共感する点が多く実現するために私はなにができるだろうと考える機会となりました。
仙台の中心だった広瀬川を軸にした構想でとても良いと思います。仙台も駅前は高層ビルが建ち並んで都市化が進んでいますが、貴重な自然を有する広瀬川や青葉山があるという事も、もっと市民の方々(自分も含めて)が知るべきだと感じました。
市民が主体となった動きの重要性を求める意見(3名)
「市民や観光客が集い楽しむ」というのは良いと思います。行政から出るのではなく市民から出たものを大事にして、成功させてほしいと思いました。
行政が関与することも必要ですが、民側、特に市民発ではじめられることを、小さくてもいいから1つ1つ増やしていくことが必要ではないかと感じました。
SCPの実現に向けての提案(16名)
せんだいセントラルパーク構想を推進するためには、もっと広瀬川に関わる団体・市民と連携することも重要だと思います。
気軽に青葉山や広瀬川に行けるようなイベント等の企画を広めていくことで、「セントラルパーク」が実際にできた時に、市民のみなさんに使われる場所になると思います。そのような企画・イベントを行った結果など、随時公表していただけるとうれしいです。
定期的に意見交換できる場があると良いと思う。また、街中に拠点があって、提案を持ち込める、話し合える所もほしい。関心のあるテーマごとのワーキングチームをつくって活動すると良いのでは。
①計画したらいつまでにするかを明確にして実行を速める(5~10年以内)。②ありきたりの公園でなく、感動できる芸術性の高い公園を創る。③スイスのレマン湖のような美しい花がふんだんにある楽しいストリートを作って欲しい。④全国的に、世界的に一流のデザイナーのコンペで選べば良い。
将来を担う子供と老人を話の中心に据えてまとめてはどうか。
今後聞いてみたい内容について(5名)
今回は景観ということでしたが、空間のひろがりを上手く使える歩行者系ネットワーク(自転車も)とトランジットモールなどの話も聞けたらいいと思います。
セントラルパークのいわゆる「公園」としての整備ではない、新たな環境デザインの在り方、仙台でやるデザインについて。
ニューヨークのセントラルパークとの相違点について、もっと掘り下げて説明していただきたいと思う。

Q2:講師の話で印象に残ったこと、疑問に思ったことなどをご記入ください。

西村幸夫さんの景観法に関する話について(9名)
景観法の背景についての説明は、今後の仙台市のあり方について大変参考になりました。特に都市における景観を重視したまちづくりや、市民と協働でつくる都市づくり。大変勉強になりました。
西村さんのお話が聞きやすくて良かったです。公園という公共の場所を豊かに、そして市民にとって行きたいという場所にするには行政も考えの転換が必要だという話が印象的でした。
関口怜子さんのSCPエリアでの活動に関する話について(8名)
「ゆいもりネット」等の活動のお話が印象に残りました。仙台に住んでいながら、広瀬川周辺を散策したことは数える程度しかないので、機会があれば楽しみながら仙台の街を体感してみたいです。
話の中であった「歩いていく中での楽しみが必要。例えば、休憩する場所やおいしいものが食べられる場所」というのが、とても共感できた。
庄子稔さんの仙台市の取り組みについて(4名)
行政の具体的な取り組みを聞く機会あまりないので、百年の杜づくりのお話が興味深かったです。
市の考え方にはがっかりです。「能楽堂」や「イベント広場」なんていらない。どこにでもある公園にみたいになってしまう。豊かで静かに憩える都心公園であるべき。
佐藤のSCPの魅力や提案などについて(3名)
「仙台の歴史について再認識しよう」という内容の話が、忘れがちな資源を思い出させる意味で印象に残った。
分かりやすく示唆に富むものであった。大変参考になった。

Q3:フォーラムに参加してのご感想やご意見、今後取り上げて欲しいテーマなどを自由にご記入ください。

フォーラム自体に対する意見(9名)
様々な立場の方々からの話を聞く事ができ有意義であった。
せんだいセントラルパークの実現に向けて、今回のようなフォーラムもあれば、もう少し規模を小さくして、市民の対話フォーラムのようなものを重ねて、アイデア(ソフト)を出しあってはどうでしようか。それも会議室ではなく、野外(せんだいセントラルパークの名所)で行うとか。四季折々よさそうです。
仙台市の部長が3つの委員会の途中報告をこのような形で公表するのはすごいこと。もっと、市民がこの会場にいるといいのに。買い物帰りや勤め帰りに寄れるようなフォーラムであるといいと思う。
今後取り上げて欲しいテーマ(5名)
仙台の河岸段丘の特徴を生かした、生活のにおいのある、市民が生活の場の一部として日常的に楽しめる拠点としての施設の在り方やその具体的なプログラム等。
交通面の課題(公共交通・道路・自転車)