夏のはじめ,植物も干上がってしまいそうな時期に仙台の街中は七夕まつりの準備でソワソワ.
こんな時期ですがやはり外で過ごすのは気持ちがいいもの.
「いつもより太陽に近い場所へ行ってみよう」と広く声をかけて,
週末の昼下がりに屋上でピクニックしてみました.
8月3日(日)、特別に許可をいただいた仙台フォーラス屋上に思い思いの楽しみを持ち寄りました。
SCPテーブル
直射日光で熱くなった屋上の床には座れないだろうと、フォーラスさんがテーブルとイスをお貸しくださいました。
ありがとうございます!
ちょうど塔屋が日影をつくってくれたので、そこにテーブルとイスを並べクロスを広げるとちょっとしたパーティー会場のよう。
ピクニックアイテム
今回は初めての試みだったので、人数を限定して参加者を募集しました。屋上の可能性も探るためにもご参加の皆さんに、“屋上やピクニックを楽しむアイテム”を持ち寄っていただきました。
どんなアイテムたちが登場してくれたのか、一部をご紹介したいと思います。
・ドリンク
日曜日ですからお昼からワインを飲んでもいいでしょうと、小さめのボトルをお持ちの方がいましたので、すかさずコップを差し出して...
・ミュージック
今までのピクニックでありそうでなかったBGMです。iPadを立てて良い感じのジャケットと良い感じの音楽が、屋上を演出してくれました。
・敷き物
ピクニックと言えばレジャーシート。人気なのはカラフルなシートで、ビニールのタイプが主流ですが、和のレジャーシートということで風呂敷をつなぎ合わせた敷き物をお持ちの方がいました。
・しゃぼん玉
これは何人かの人が持ってきてました。
ヤクルト風の容器に入ったスタンダードなタイプとか、カタナとサヤのタイプなどなど。
屋上は風が強いので、空に浮かんだしゃぼん玉はサァーっと...
・風船玉
ビニール風船とも呼ばれる、なんと言ったら伝わるのか、独特な匂いの触っても割れないしゃぼん玉みたいなものです。
なかなか割れないので屋上から飛ばすとフワフワ飛んでビルの谷間に落ちていきましたー。
・えほん
絵本の読み聞かせをする方が何人か参加していたので、えほんを持ち寄っていました。意外と地上の騒音がビル間を跳ね返ってきていたのですが、屋上えほんリーディング!?もあり得たかもしれませんね。
・日よけ
夏の日差しをよけるキャンプテントを持ってきた方がいました。それでも地面が暑かったので熱気がこもってしまったようです。
テーブルを囲む日影は塔屋がつくっていて、時間の経過で新たな日影が現れたので、みんなでゾロゾロ移動していました。その様子を見て「こんな自然と離れた場所で、自然を感じれた」と驚いている方も。
みんなで集まると一人では考えつかないアイテムが続々と登場しますね。参加してくれたつれづれ団の皆さん・学生の皆さん・ピクニストの皆さんのお陰で、楽しさも2倍3倍に♪
SCPワーシップ
屋上にドンと鎮座していたのが和霊神社です。伊達家の家臣・山家清兵衛を祀っていて、この境内で夜市を始めたことがキッカケとなり、今の一番町が商店街を形づくりことになったと言われています。
ここが一番町のはじまりなのです!?(伊坂作品にも登場してます)
最後は、ピクニクンが登場して[ピ]を演じていました。
今回は大自然と離れた都心のど真ん中で「屋上」という色んなことを想起させる特別な場所でのピクニックだったので、我々も含めて参加してくれた皆さんにも新たな発見・体験があったようですよ。どうやら「普段のまちの距離感・スケール感」の幅や尺度が広がったような感覚を覚えたみたいです。
また屋上でピクニックをするかわかりませんが、次やるとしたら真夏ではない方がいいかもしれませんね。