定禅寺箱ピクニックしました!

定番となってきたテント小屋の出番を増やそうと、仙台で最も目立つ公園・定禅寺通グリーンベルトでピクニックしました。
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公園使用許可を得てテント小屋を設置

 

火も電気も使えなかったので寒い寒いと言いながらも、それぞれ違う店で買ってきたランチの話をしたり、たくさん買ってシェアしたりしてお昼を過ごしました。

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透明シートで風景が眺められるようになったテント小屋

 

葉の落ちた定禅寺通はとても明るくて、自然とハンモックに誘われてゆっくり過ごす人もチラホラ。

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お互いハンモックに乗って話をすると親近感がわいてくるみたいです

 

ぜったいに道路のど真ん中で寝っ転がることは普通では無いと思います。両側を車が行き交うこの場所でハンモックに揺られる体験はとても新しい感覚でした。

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お店の看板がハデハデしいなぁとの声も...

 

定禅寺通の向こう側から白いハコが近づいてきました。「記憶の箱」と書かれたハコに色んな人のメッセージが書き込んでありました。

こんなことが起こるのも都市の魅力です。他の都市ではあり得ない光景かなぁと思います。

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ただただ箱が存在する“定禅寺箱ピクニック”というよくわからない状況に...

 

なかでも面白かったのは信号待ちの車・バスとのコミュニケーションでした。ある種の個室である車内が、公園を個室化したテント小屋とすぐ側で並ぶわけです。しかも車の座席に座った高さとグリーンベルトの地面に座った高さが同じという状況で、隣り合う家のような若干の気まずさがありつつも互いに目線を投げかけるが、声をかけるまでの距離・時間までではない。

公共空間に車が個室を持ち込むのと同じで、人の居心地のいい個のスペースを確保することは重要なことだと思います。

また、それと同時に楽しんで公共空間を過ごしている人と、それを横目に見る通行人との関係も豊かになるといいですね。

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