緑の茶室でSCPピクニック |

冬になると葉が落ちて地面が明るくなり，

寒いといえど外が過ごしやすくなります．

されど東北の冬はしばれる寒さ．ピクニックはあたたかい場所がいい．

平日の昼間に緑に囲まれた室内でピクニックをしてみました．

1月28日(火)に良覚院丁公園内にある市民の茶室・緑水案で思い思いの楽しみを持ち寄りました。

はじめて緑水庵に足を踏み入れる機会だったので、勝手がわからないまま管理人さんにご案内いただいて少しバタバタしてしました。

茶室自体は有料で借りれて茶器は無料でお貸しいただけました。道具が揃っていたのでついつい食事の前にお茶の準備をしてしまいました。

茶室でピクニックと意気込んだものの、お茶の立て方を知ってるわけもなく、“心えのある方”が来てくれることを願ってました．．．

当日のピクニックにはお茶を立ててるのを見たことがある人が何人かいたので、手探りでどうにか形にはなり、心静まる一服を味わうことができました。

お茶に欠かせないのは、お茶菓子です。

なんと杜の香本舗さんがご好意で甘いおせんべいをご提供くださいました。冬の澄んだ星空に浮かぶ雪だるまをあしらった素敵なお菓子で、目で楽しみ舌でも楽しむことができました。
それぞれ持ち寄った中にも、杜の香本舗さんのおまんじゅうがあって“和”に充実していました。

ピクニックは色んな場所で自分なりの楽しみ方をするので、ある程度の設えが必要になりますね。

今回、ビックリのアイディアグッズをお持ちの方が！
どこでもお茶を楽しめることができる、シンプルお抹茶セットです。
京都でご購入されたそうで、さすが京都です。仙台でも何かあるといいですね。

まちの中には集いの場として、神社・寺・教会などの礼拝施設があります。その中でも地域の歴史と共に歩んできた場所には様々な云われがあります。

良覚院丁公園となりには馬上蛎崎神社が鎮座しています。その名の通り“馬”の神社ということで今年の干支の神社なんです。

市民に公開されている緑水庵（有料ですが無料で開放している日もあります）ですが、なぜこの立派な場所が都市の中にポツンと残されているか、資料を見て知ることができました。

「せっかく戦火からまぬがれた、この由緒ある庭園がとりこわされてしまうことを心配した地主と市民の間から、名園であるので何とか残してほしい旨、市に申し入れがあった。」

決して当たり前に存在しているものではないということは大きな学びでした。

管理人さんのお話では緑水庵というだけあって、梅雨の時期がとても青々しているそうです。６、７月にピクニックしたいと思います。